ほりすてぃっくうぃずだむ

アーカイブだったりレポートだったり駄文だったり思ったことをなんでもてきとーに書く

Mリーグの「長い夜」に思うこと

先に謝っておきます。気持ちのいい記事ではありません。
なぜならこの記事は、不満を表明する記事になるはずだからです*1
別に誰に何かを言いたいわけではない、共感されるとも思ってないし、欲しいとも思っていない、ならば黙っていればよいのだけど、それももやもやするしなんか嫌、というわがまま極まりない理由で書く記事ですから、まあ気持ちのいい記事になりようもありませんが。

Mリーグのレギュラーシーズンも最終盤、メチャメチャ盛り上がってて面白いですね。個人的には満足度も結構高いです。
ですが、今になって思えば、Mリーグ開始当初から、不満に思っていることがありました。「今になって思えば」というのは、この不満を直近で結構強く感じたことがきっかけで、振返ってみると同じ不満をたびたび感じていたようだ、ということに気が付いたということです。

名指ししてしまったのは単純にその時のテンション(と、実際にPVが長くなってしまうという経験をしたことがある)からです。おふたかた、申し訳ありません。名指しすべきではないんだろうとは自分自身思いますので、これは(いろんなひとに)怒られる前に謝罪しておきます。

それで。不満というのは、このtweetの中でも書いた通りです。
試合時間が長くなり、視聴が難しくなったり、PVが途中で終わってしまったり、終了が遅くなったりすることがあり、それについて、特定選手の打牌が特に遅く感じられるのが不満だ、ということです。
遅延行為だ、なぜあれにイエローを出さないんだ、とまでは言いません。ですが、そうした積み重ねの結果として、1半荘2時間半は長すぎます。この記事を書くきっかけになった2019シーズン、3/3第1試合は、18局、150分以上かかっているわけです。局数が多いのは確かですが、それでも長すぎる。

例えば、問題の3/3の試合で言えば、第2試合が始まったのは22時ころです。この時、PVがあったらどうでしょうか。
サポーターは、第2試合の魚谷選手の四暗刻を、会場で見られなかった可能性があります。これはエンターテインメントとしてどうなんですか?
イベントは「盛り上がれば、時間が押してしまってもよいのだ」ということではありません。盛り上がろうが何だろうが、時間が押して、それによって何かの見逃しがあれば、その不満の方が大きくなるものです。
当該局は22時45分頃でしたから、現場に残ることはできたとは思いますが、ただ、終電都合などで帰宅してしまうサポーターもいただろう、という時間です。「PV会場でハイライトを見逃した」という落胆を、誰がカバーできるんでしょうか。

「イベントでの遅延」になぞらえましたが、こうしたことはスポーツでもしばしば問題になります。

www.sankei.com

www.baseball-lab.jp

www.sanspo.com

などなど*2
「試合時間が長すぎて見られない」問題は、麻雀だって無縁ではないでしょう。

入れ込むのはわかります。真剣だからこそそうなるのもわかります。またそれも魅力でしょう。
事実、2019シーズン2/25 第2試合の、黒沢選手の四暗刻西単騎に対する、内川選手の小考は1分に及ぶものでしたが、それは実に魅力的な1分でした。
しかし、自摸の時に牌を絞ったり、都度都度考えたり、というのは、いくら真剣であっても、理解をしていても、見づらいものは見づらいんです。好きだから見ますよ、Mリーグ。でも、見づらいんです。どうしても「早くしてよ…!」って思っちゃう。
ある種のわがままだとは思います。ただ、「第3章第7条の5」「第7章第5条の5-(4)」は「規定」、ルールなんです。
もう少し意識されたっていいじゃないかと思います。

ちょうど良い内容の記事を、ちょうど良いタイミングでみかけましたので、リンクと引用を。

https://mj-news.net/news/mleague/m-column/20200212140893

-----「観る麻雀」が浸透してきています。小学生もMリーグを観ていますが、長いゲームは終了が24時を超える場合もあります。開始時間を早めたり、デーゲームを開催することは考えていますか?(今季から土日開催は17時開始となっている)

Mリーグ」はプロ野球のオフシーズンの娯楽と考えています。長年プロ野球中継は19時~21時で放送されており、それがベストだと思っています。当時は小学生もよく観ていましたので、現状で悪く無いと思っています。

-----2、3時間で対局が終了するように、たとえばゴルフのようにスロープレーに対して警告を出したり、将棋のように持ち時間制にしたりすることは考えたりしていますか?

対局が長時間になることは最初から心配していました。スポンサーが付いたり、多くの視聴者が観てくれるなど、麻雀を産業化させないとプロとはいえません。マニアはともかく、ライトユーザーはあまりにも長い対局を観ていられない。これまでのプロ団体のリーグ戦だと、遅い人は遅くし放題になっています。それどころか、遅い人の方がよく考えている、思考が深いという理屈が成り立とうとしていたので、ルールを決めないと不公平だな思い、審判制を導入しました。

対局が遅くなった場合、イエローカードを出す前にまずは警告を出しますが、そこで初めて選手は気付きます。急に早くなるのを観たことがあると思いますが、あれは選手に審判から警告が出ています。選手にわざと遅くしようという意図は無く、ゲームに集中し過ぎて何秒経っているかわからなくなっているのです。

この引用の通りだと思うのですよね。
特に「ゲームに集中し過ぎて何秒経っているかわからなくなっている」というのはそうだろうと思います。それが魅力であることも、すでに書いたように承知しています。故に、これを書くのは非常に迷いがありました。

最後に、冒頭でリンクしたtweetの中で名指ししてしまっていることには重ねてお詫びします。
きっかけになったのは、これも言及した通り2019シーズン、3/3の多井選手の打牌ではあるんですが、別にその半荘、選手に限った話ではありませんし、その意味でお名前を出す理由はありません。感情が走った結果としか言いようがありませんし、適切ではなかったと思います。
我ながら嫌~なtweetしてるなあ*3。申し訳ありませんでした。

そんな感じですかね。


追記。tweetしてますが、個人的な結論。

オウオウイキった記事書いた割に軟着陸じゃねえかwwwwww
まあ、そんな感じです。

*1:ただ、それゆえに、ここからはあくまで「個人の感想です」を貫こうと思います。「みんなそう思ってる!」などという顔をするつもりはありません。

*2:サッカーなんかは45分×前後半+アルファなので、あまり問題にならないようです。

*3:平常運転ですが。あかんがな。